ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > とれたていとれぽ!  > ”九州大会3連覇!県大会2位!”三和中学校の生徒が各分野で大活躍

本文

”九州大会3連覇!県大会2位!”三和中学校の生徒が各分野で大活躍

ページID:0028765 更新日:2025年3月6日更新 印刷ページ表示

 三和中学校の生徒が各分野で優秀な成績を収め、その喜びを報告するため、3月6日(木曜日)、市役所を訪れました。

 三和中学校3年生のチーム「大度と米須のこどもたち」は、令和6年12月14日(土曜日)、15日(日曜日)に熊本県で開催された第25回創造アイディアロボットコンテスト九州地区中学生大会に出場し、最高賞にあたるパフォーマンス賞を受賞しました。同大会は、中学校技術・家庭科で学習した知識や経験を生かしたロボットの設計・製作を行い、その成果の発表を通して、知識や技術の向上を図るとともに、各学校歓の交流を深めることを目的に開催されています。

 同チームは、見通しの悪い交差点の事故を防ぐロボットの「安全マン」を製作。ロボットは、交差点手前の電柱などに超音波センサーを取り付け、車の通過を感知すると交差点に設置したデジタルサイネージが赤く点滅し、車の接近を歩行者らに知らせるものとなっています。さらに、ウェブカメラを取り付けることで、道路の冠水状況も観察できるようにしています。

 このロボットの発表により、同校は3連覇を果たし、通算4度目の九州大会制覇となりました。

 また、令和6年7月13日(土曜日)、沖縄県男女参画センターてぃるるで行われた第4回沖縄県中学校英語スキットコンテストに、三和中学校2年生と3年生の3人が出場し、2位の成績となる優秀賞を受賞しました。同コンテストは、英語による寸劇発表を通して、生徒のコミュニケーション能力の育成を図ることを目的に開催されており、寸劇内容や演技、英語表現力を競うもので、県内各地から代表12校が出場していました。

 三和中学校の3人が演じた寸劇は、学校教育の一環で平和学習として訪れた資料館で、生徒の1人が戦時中の沖縄戦やタイムスリップしてしまい、当時のひめゆり学徒隊の人々とともに行動していく中で、改めて沖縄戦の悲惨さや命の大切さを学び、現代へ戻った際にはその経験や思い伝える内容となっています。

 ロボット製作を行った山城猛さん(三和中3年)は「私たちの通学路にある交差点で事故が多いこともあり、その解消を目的に安全監視ロボットをつくりました。最高賞を受賞できて良かったです」と、スキットコンテストに出場した兼元紗奈さん(三和中3年)は「沖縄県大会開催の1年前からみんなで練習を重ねてきました。2位という結果がでて良かったです。」とそれぞれ笑顔で話しました。

 報告を受けて、當銘真栄市長は「受賞おめでとうございます。また、指導いただいた先生方や地域の皆さまにも感謝いたします。それぞれのチームが精一杯頑張った成果が最高賞や2位という結果になって表れたのだと思います。これからも目標をもって頑張ってください」と激励し、屋良朝俊教育長は「どちらのチームも糸満市のことを考え、または糸満市に思いをはせて活動をされていることが大変うれしく思います。これからもこの気持ちを持って活動を行い、どんどん地域を良くしてほしいです。受賞おめでとうございます」と話しました。

 同大会の結果などについて、詳しくは学校教育課(Tel:098-840-8165)まで。

010203040506070809