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5月2日(金曜日)、平和祈念公園で第21回平和祈念こいのぼりまつりのオープニングセレモニーが開催され、市内保育施設の園児らが参加し、こいのぼりの掲揚などが行われました。
同企画は、慰霊の当夜平和祈念公園にこいのぼりを掲揚し、子どもの幸せや世界の平和を祈念するとともに、慰霊と平和に関心を持つきっかけづくりを目的に開催されています。
セレモニーで當銘真栄市長は「現在の平和で豊かな日本は、多くの戦没者が礎となって築かれた、私たちは戦没者の遺志を無駄にすることなく継承する義務があります。未来を担う子どもたちに戦争の悲劇が起こらないよう、大空に舞うこいのぼりのように、自由で平和な社会を築く努力をしていきましょう」とあいさつをしました。
当日は、6本のポールに園児らがそれぞれ6メートルの巨大こいのぼりを掲揚し、自身の手で掲揚したこいのぼりを見て、園児らは「大きいね」と感想を話し合っていました。また、園児らは自身が制作した手作りこいのぼりをロープに結びつけました。
セレモニーに参加した西崎どろんこ保育園の大浜朱莉さんは「こいのぼりが大きくてすごかったです。手作りこいのぼりは目とうろこをテープで貼って、かわいく作りました。今日は楽しかったです」と笑顔で話しました。
同公園では、県内の子どもたちによる手作りこいのぼりのほか、各都道府県から提供されたこいのぼりなど計8500匹が5月6日(火曜日)まで飾られます。
平和祈念こいのぼりまつりについて、詳しくは公益財団法人沖縄県平和記念財団(Tel:098-997-2765)まで。