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第15回糸満ハーレー歌大会が5月25日(日曜日)、シャボン玉石けん くくる糸満で行われ、市内の小中学生や保育園児による創作歌唱、市民による伝統歌唱が披露されました。
同大会は、600年前から歌い継がれてきた三村のハーレー歌をはじめとする、糸満ハーレー歌群の普及や啓発を目的に開催されています。
大会当日は大勢の保護者らが見守る中、小学生や保育園児は笑顔で糸満ハーレー歌の合唱を披露しました。また、来場者は日頃の練習の成果を舞台で発揮する出場者の歌声や声楽家などによるゲスト演奏を静かに聞き入りました。
出場者の中でも、新屋敷区の住民で構成される新屋敷十日の会は会場を大いに沸かせ、ハーレー歌を力強く歌いきった屋良朝亮さんは「昔からハーレー歌を聴き、いつかは多くの人の前で歌ってみたいと心の中で思っていて、今回、その思いが形になりました。今日はいつもより緊張してしまいましたが、ハーレー歌はこういうものだという自身の思いは発揮できたと思いますし、舞台で歌えてとても楽しかったです」とすがすがしい表情を見せました。
糸満ハーレー歌大会について、詳しくは同大会事務局(Tel:098-994-3969)まで。