本文
6月1日(日曜日)、沖縄大学地域研究所特別研究員で糸満市字与座にルーツを持つ賀数仁然(ひとさ)さんを招き、令和7年度第1回図書館講演会が中央図書館で行われました。
同講演会は、沖縄戦終結から80年目の節目を迎えるにあたり、賀数仁然さんによる琉球王国の歴史から沖縄戦にいたる話や叔父さんから聞いた話を中心に歴史資料とともに伝えることで戦争の悲惨さや平和の尊さを考えてもらう機会にするために開催され、約60人が参加しました。
講演中に賀数仁然さんは「琉球という国は、ウトゥイムチ文化(おもてなし文化)を大事にしていた。現代にはその文化が必要ではないか」「叔父から戦争については詳しく聞くことができなかったが、戦争をしてはいけないと強く言っていた」と語りました。
図書館講演会について、詳しくは中央図書館(Tel:995-3746)へ。