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災害時の救援活動に必要な燃料を確保できるように、糸満市と株式会社アトラスで協定を締結し、その締結式が6月27日(金曜日)、市役所で行われました。
同協定は、災害発生時に被災された方や避難者の救援活動が円滑に実施できるように、救援活動に必要なバイオディーゼル燃料を提供することなどが定められています。
協定締結にあたり、當銘真栄市長は「災害時において燃料の確保や供給は、とても重要です。今回の協定締結を生かし、災害時の救援活動が円滑に出来ることが、市民の安心・安全の確保につながるものと期待しています。また、使用済みの食用油を再利用するというのは、SDGsの観点から良い取り組みだと思います。協定締結していただき感謝申し上げます」とあいさつをしました。
株式会社アトラスの来間和博代表取締役は「今回の協定締結により、さまざまな災害時の燃料供給の対応が可能になると思います。このバイオディーゼル燃料については、市内の飲食店やホテル、自治会などから使用済みの食用油を回収し、原料として再利用し製造しております。必要なエネルギーを地元で生み出し、地元で消費できる地産地消のエネルギーとして、また、CO2の排出削減にも貢献できる持続可能な取り組みです。災害時においても、市のサービスが円滑に運用できるように微力ですが支援してまいります」と話しました。
同協定について、詳しくは秘書防災課(Tel:098-840-8245)まで。