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新たに糸満市こどもの居場所「ふらっとココに」が開所されるにあたり、7月5日(土曜日)、同施設内で開所式が行われました。
同施設は、子供の居場所運営業務として、糸満市から委託された社会福祉法人たまん福祉会が運営する施設で、生活困窮世帯や子供の居場所、児童館の整備が進んでいない地域の子どもたちに対して、安全で清潔な居場所提供や生活指導、学習支援などを行うほか、地域との交流により子どもたちの自主性や社会性習得を目指す施設です。
式典で、主催者を代表して同法人の金城幸範理事長は「この地域の子どもたちに学び、交流、食事支援といった包括的な支援を目指し、成長の機会を提供していきます。初めての運営のため、関係者皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いします」と、来賓を代表して當銘真栄市長は「子どもたちを取り巻く環境は多様化し、学校や家庭以外の第3の居場所の重要性が増していると考えています。この施設が、子どもたちにとって自分らしくいられる場所となることを願っています」とあいさつをしました。
また、施設を利用している子どもたちを代表して、筒井日茉莉さん(光洋小3年)は「私はノーベル賞が取りたいので、科学者になりたいです。そのために、科学の本をたくさん読んで、勉強も頑張っています」と将来の夢を語りました。
開所式当日は、子供向けのレクリエーションやかき氷の提供などが行われ、式典前から多くの子どもたちや保護者が足を運び、施設の開所を祝いました。
「ふらっとココに」について、詳しくはこども未来課(Tel:098-840-8191)まで。