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旧暦6月25日の8月18日(月曜日)、五穀豊穣と無病息災を祈願する第80回米須大綱曳きが米須コミュニティーセンター前広場で行われました。
毎年行われていた米須大綱曳きですが、新型コロナウイルス感染症のまん延や、わら不足の影響により、6年間開催を見送っていました。今回、6年ぶりかつ80回目という節目の綱曳きとあって、朝早くから行われた綱打ちにも多くの人が集まりました。
多くの区民が待ち望んだ綱曳きでは、はじめに東(アガリ)と西(イリ)に分かれたチンク隊が、太鼓をたたきながら入場し、会場を盛り上げました。その後、東西の支度が綱の上に乗り、綱あわせで中央に綱が寄せられ、会場の熱気は最高潮。カヌチ棒が入ると同時に両陣営が掛け声に合わせて力強く綱を引き合い、白熱の勝負は、接戦の末、東が勝利しました。
綱曳き後は、見物客も参加できる衆人(スニン)曳きや女性部のガーエー踊りが行われ、区民は久々の伝統行事を夜が更けるまで楽しみました。