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9月11日(木曜日)に西崎球場で行われたラグザス presents WBSC U-18 野球ワールドカップのドイツ対イタリア戦で、市内の就労支援センターたまんで就労訓練中の大城柊人さんが始球式でピッチャーを務めました。
始球式当日に急きょ糸満市から施設へ連絡が入り、今回の始球式が実現。「立候補したけど他の人がやると思っていたからビックリした」と始球式での投球が決まった時の心境を話す大城さん。始球式の20分前には到着し、施設職員とキャッチボールを行い、マウンドに上がる準備を行いました。
試合開始前のセレモニーが終了し、いよいよ大城さんの出番。緊張した面持ちで施設職員とともにマウンドへ向かいます。
球場内にアナウンスが流れ、大きく足を振り上げ、数メートル先に座ったドイツ代表のキャッチャーを目がけて大きく腕を振り下ろした一投は、見事キャッチャーミットに収まり、大城さんは満面の笑顔を見せました。
投球式を終えて、大城さんは「日頃の訓練で“丁寧に”、”ゆっくり”、”集中する”を意識して取り組んでいるので、始球式でも同じ意識で投げました。無事にキャッチャーミットへ届いてうれしかったです」と投球の感想を話しました。
その後は、施設職員と観客席へ向かい、国の誇りを掛けた迫力ある試合を楽しみました。
WBSC U-18 野球ワールドカップについて、詳しくは観光・スポーツ振興課(Tel:098-840-8135)まで。