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子どもたちに建設業の魅力ややりがいを実感してもらおうと、糸満市建設業協会が主催となり、11月1日(土曜日)に南浜公園市民広場で建設フェスタin糸満が行われました。
同協会は、糸満市を中心とする建設業を営む企業の技術向上や会員の社会福祉活動を増進として活動している団体。近年、地域の担い手不足や若年層の建設業離れが進み、建設業界の魅力や役割を広く発信することが急務となっている中、同協会は、地域の子どもたちが未来の担い手となり、地域と建設業のつながりを深めることを目的に初となる建設フェスタin糸満を開催しました。
また、コロナ禍以前は子ども食堂を実施していたという同協会。「近年は予算を組みながらも実施できずにいました。今年は建設フェスタに来場してもらった子どもたちに、食事も楽しんで欲しいという思いから、子ども食堂の予算を活用して、キッチンカーで使えるチケットを配布しました」と実行委員長の亀谷善史さんは笑顔で話します。
当日は、開始時刻の10時から多くの家族が会場に足を運び、油圧ショベルや高所作業車への試乗のほか、木材を活用した物作りや測量などの体験を行った後、キッチンカーで提供される食事を楽しみ増した。
亀谷さんは「沖縄県が毎年開催する建設フェスタを参考に、多くの糸満の子どもたちにも体験欲しいという願いから開催しました。最近は建設業の労働人口が減っているので、重機のダイナミックで爽快感のある動きや、ハンマーを使ったものづくりなどの体験を通して、子どもたちが将来の夢として建設業を選択してくれるとうれしいです」と笑顔を見せました。
同イベントについて、詳しくは建設課(Tel:098-840-8138)まで。



















