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地域のために尽力している個人や団体、企業を表彰する第18回沖縄タイムス地域貢献賞を受賞し、その喜びを報告するため、11月5日(水曜日)に真栄平はなの会と光建設株式会社の関係者らが市役所を訪れました。
同賞は、県内で地域に根ざし、地域社会のために尽力している個人や団体、企業を表彰しするとともに、広くその活動を紹介することで、地域社会の向上や活性化に貢献することを目的に沖縄タイムス社が実施しているものです。
真栄平はなの会は、老人会や婦人会の会員減少にともない、両会の緑化活動を受け継ぐために結成。住宅前の650mにおよぶ花壇を整備することで季節の草花が年間を通して咲き誇る緑化活動を行っています。また、耕作放棄地を「子ども会農園」として整備士、子ども会活動を支援するほか、戦争遺跡を整備するなど、地域活性化に大きく貢献したことで受賞しています。さらに、令和7年度都市緑化月間にあわせて行われた亜熱帯緑化事例発表会で同会が事例発表を行い、最優秀賞を受賞。10月に行われた沖縄都市緑化祭in糸満市で表彰を受けています。
また、光建設株式会社は、建設現場で廃材となった木材を再利用し、地域の親子を対象に木工体験の場を提供する「親子木工教室」を1998年から現在まで継続して開催。参加者した親子が、ものづくりの達成感を味わいながら心に残る思い出をつくるだけでなく、従業員が地域とふれあいうことで、仕事への誇りややりがいに繋げています。また、2013年からは、糸満市教育委員会主催の「PBL(課題解決型学習)授業」に参加し、中学生のアイディアを基に「Woodworking(出張木工教室)」も開始。これらの活動が地域に貢献しているとして受賞しています。
真栄平花の会の金城功会長は「私たちの活動が認められて、受賞できたことをうれしく思います。今回の受賞を励みにして、真栄平地域をさらにきれいな地域にしていきたいと思います」と、光建設株式会社の徳元猛代表取締役は「27年前から続けている親子木工教室だけでなく、糸満市教育委員会の特色であるPBL授業を紹介し、認められたことがうれしいです。今回の受賞でPBL授業が県内に広がってくれることを期待しています」とそれぞれ喜びを語りました。
報告を受けて、當銘真栄市長は「受賞おめでとうございます。皆さんが長年続けてきた功績が認められてうれしく思います。今後も、糸満市がさらに良い地域となるようご協力をお願いします」と、屋良朝俊教育長は「それぞれの活動で共通するところは、人々のふれあいと、それを大切にしているところだと感じています。また、多くの人が関わることで、これからの発展つながると思います。受賞おめでとうございます」と地域貢献活動へのお礼を述べました。
真栄平花の会、光建設株式会社の受賞について、詳しくは農政課(Tel:840-8134)または生涯学習課(Tel:840-8163)まで。






