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沖縄県が実施する令和7年度経営革新計画制度に、糸満市のホワイトワンネットワーク株式会社が承認され、その喜びを報告するため、11月26日(水曜日)に中田裕一郎代表代表および糸満市商工会の上原長榮会長らが市役所を訪れました。
同支援制度は、県内中小企業などが新商品の開発や新たなサービスの提供、新分野などへの進出など、新たな取り組みによる経営の向上にチャレンジする計画を承認することにより、各支援機関からの補助金や低金利融資を受けることができる制度。
レンタカー業を営む同社は、夜間配車・回収に対応したレンタカー提供モデルの確立をテーマに、夜間帯の移動ニーズを新たに掘り起こす取り組みとして承認を受けました。同取り組みにより、空港や店舗の営業時間に縛られず利用できるサービスを実現することで、地域・観光の移動課題に答える新しいレンタカーの提供方法を確立を目指しています。
同社の中田裕一郎代表は「レンタカー業を営んでいく中で、お客様のニーズを満たしながら、会社の人手不足を解消するために考えついたのが、今回の計画です。別業種の事業者へ業務の一部を委託することで、自社の課題を解決するだけでなく、委託事業者のスキマ時間の有効活用などが図られています。私たちの取り組みが、県のレンタカー業界を盛り上げるモデルとなれるよう頑張ります」と今後の抱負を語りました。
報告を受けて、當銘真栄市長は「承認おめでとうございます。観光客のニーズを的確に捉えながら、代表自身の人的ネットワークを上手に活用し、新たな発想で素晴らしい取り組みをスタートされていることをうれしく思います。新たな取り組みですので、別の課題が発生するかもしれませんが、またそれを乗り越え、県内のレンタカー業を引っ張る存在になってほしいです」と激励しました。
同支援制度に関して、詳しくは糸満市商工会(Tel:098-992-2816)まで。




