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11月27日(木曜日)、糸満市スポーツ観光交流拠点施設で、糸満市と糸満警察署の共催によるテロ対応訓練が行われました。
同訓練は、4月に開館した大型施設で、不審者および不審物を想定した訓練を行うことにより、突発的な事案発生時に対応方法などを確認するとともに、糸満警察署員や施設職員に対する危機意識の醸成を図ることを目的に実施。
訓練には糸満市職員および糸満警察署員を始め、沖縄県警本部の機動隊や糸満市消防本部の救急隊員、糸満市スポーツ観光拠点施設職員のほか、市民も参加。施設職員による不審者発見の通報訓練や避難誘導訓練、糸満警察署員による被疑者制圧逮捕訓練、糸満消防救急隊員によるトリアージ訓練、県警本部機動隊による爆発物処理対応と不審者・不審物発生に伴う一連の流れを訓練しました。
訓練を終えて、當銘真栄市長は「参加された関係機関、市民の皆さま、本日はお疲れ様でした。不審者発見から不審物の回収に至るまでの一連の対応を、参加された皆さまがそれぞれの役割を着実にこなしていた姿は大変心強く感じました。これからも、関係機関との連携をより一層密にし、実効性のあるテロ対策に協力していきます」と講評を行いました。
また、糸満警察署の伊集守隆署長は「本日参加された関係機関の皆さま、ご協力ありがとうございました。世界各国では、大型施設での殺傷テロが多発しています。また、国内においても、このようなテロ事件の対策が喫緊の課題です。引き続き、テロ対策を推進してまいりますので、市を始めとする関係機関の皆さまのご協力をお願いします」と関係者や参加した市民に呼びかけを行いました。
同訓練について、詳しくは秘書防災課(Tel:098-840-8245)まで。









