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12月9日(火曜日)から糸満市立中央図書館で令和7年度国立沖縄自然史博物館企画展が開催されるにあたり、同日、オープニングセレモニーを糸満市立中央図書館1階フロアで行われました。
同企画展は、沖縄県が、アジアの自然史科学の拠点となる国立自然史博物館の設立・誘致に向け、認知度の向上及び機運醸成を図る目的に開催されています。
主催者を代表して、沖縄県環境企画統括官桑江隆さんは「国立博物館が日本本土と東アジア、東南アジアの地位的中心に位置する沖縄県に設立されれば、これらの地域社会の自然史科学を支える研究および人材育成の拠点となり、国際的にも大きく貢献することが期待されております。本日からの企画展でこれまで以上に自然や生き物に関心をもっていただくとともに、国立自然史博物館への関心やご理解が深まることを期待しております」と話しました。
また、開催地を代表して當銘真栄市長は「国立自然史博物館は、地域の自然や歴史の価値を再認識し、未来の世代に科学的知見を伝えるための極めて重要な施設です。南部地域は、独自の地質や豊かな生態系など、博物館の展示や研究の核となるべき貴重な自然資源に恵まれています。本展を通じて、この地域の皆様に自然史の面白さや、博物館誘致がもたらす教育・文化・観光面での波及効果を感じていただき、本企画展がその機運をさらに高めるきっかけとなることを期待します」と話しました。
つづいて、金城毅中央図書館長は「ここ沖縄は、生物多様性な地域で、特に、糸満の三和は国立自然史博物館に最適だと思います。みなさんの力で国立自然史博物館を糸満へ誘致しましょう」と話しました。
同企画展は、12月9日(火曜日)から12月21日(日曜日)まで糸満市立中央図書館展示場所で開催。
企画展について、詳しくは糸満市立中央図書館(Tel:098-995-3746)まで。











