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3月13日は世界腎臓デー
腎臓のこと知っていますか?
腎臓は、そら豆に似た形の臓器で、腰のあたりに左右対称にひとつずつあります。
ひとつわずか150gほどですか、生命の維持に大切な役割をになっています。しかし、日本では腎臓の働きが落ちてしまい、透析が必要になる方が増えています。これは糸満市も同じです。
この機会にご自身の腎機能とそれを守る方法について確認してみませんか。
腎臓の働き

1.ろ過機能…血液をろ過し、老廃物を尿として排泄する。
2.血圧調整機能…体内の塩分や水分の排出量をコントロールし、血圧を正常に保ちます。
3.血液を作る司令塔…血液を作るホルモンを分泌します。
4.骨を丈夫に保つ…骨を丈夫にするカルシウムを体内に吸収するために必要な「ビタミンD]を作ります。
なぜ腎臓の機能が低下するの?
腎臓には髪の毛ほどのとても細い血管が多く集まっており、そこで血液をろ過しています。この繊細な欠陥に負担がかかる状態が続くと腎臓が疲れてしまい、機能が低下します。
腎臓病の主な原因は、糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病からくるものが多いです。生活習慣病を放置すれば、腎臓の機能は次第に低下し、最終的には腎不全となり、透析治療が必要となる場合があります。さらに、腎臓病は心筋梗塞や脳梗塞などのリスクを高めることが知られています。
日本では腎臓病の患者数は約1330万人と言われ、成人の8人に1人の計算です。腎臓病は初期段階では自覚症状はほとんどありませんが、進行すると「むくみ、疲れやだるさ」「夜間、おしっこの回数が増える」「立ちくらみや貧血」「息切れ」といった症状が出てきます。
腎臓を守るために出来ること
1.健診受診
年に1回の健診で、腎臓の機能を確認しましょう。血液検査(eGFR、クレアチニン)や尿検査(尿蛋白、尿潜血)で確認できます。糸満市では集団健診と病院での個別受診があります。まだ健診を受けていない方はぜひ受けるようお願いします。
【eGFRとは??】
血液検査で現時点でどのくらいの腎機能が残っているかを示す値がeGFRです。100点満点で60点以下だと腎機能低下の疑いがあり、精査が必要と覚えるとわかりやすいです。

2.基礎疾患のコントロール
高血圧、糖尿病、脂質異常症などは腎臓に負担をかける原因の1つです。通院や内服をしっかり行い、悪化しないようにしましょう。家庭での血圧を測り、血圧が適正に管理出来ているかを自分で意識することも大切です。
【減塩のポイント】
食塩、みそ、しょうゆなどの調味料を減らしても、塩分はパンや麺類、バター、ハムやかまぼこ等の加工食品、インスタント食品にも多く含まれています。味付けや調理法を工夫して、減塩に努めましょう。バランスの取れた食事は腎臓にとって重要です。
~~~~~~~~減塩のワンポイントアドバイス👆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.減塩調味料を使う
2.かつおぶしや煮干しを使い、素材の味やだしのうまみを生かす
3.香辛料やレモンで味付けに工夫を
4.麺類の汁は飲まない
5.調味料は直接かけず、小皿にとってつける
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3.禁煙
タバコは腎臓病のリスクを高めます。禁煙外来を受診するのもお勧めです。




