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リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう

ページID:0032734 更新日:2025年10月20日更新 印刷ページ表示

身につける、持ち歩く製品にも使用されています

 ​モバイルバッテリーの発火事故や、スマートフォンの発火事故について、ご存じの方も多いかと思います。このような発火事故の原因の一つとして、製品にリチウムイオン電池が使用されていることが挙げられます。

 リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやスマートフォンのほか、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、携帯用扇風機など日常生活で身に着けたり、持ち歩いたりする様々な製品に使用されており、消費者庁にはこれらのリチウムイオン電池使用製品についての発熱・発火等の事故情報が寄せられています。
また、リチウムイオン電池使用製品を他のごみと混ぜて廃棄することが、ごみ収集車やごみ処理施設での火災の原因になっていることがあり、問題となっています。
今回は、日常生活で身に着ける、持ち歩くリチウムイオン電池使用製品であって、特に近年、より身近になったワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、携帯用扇風機を中心に、発熱・発火等事故情報と併せて、リチウムイオン電池使用製品を使用・廃棄する際のポイントをご紹介します。

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事故事例

●ワイヤレスイヤホン

  ・4年前に購入したワイヤレスイヤホンが充電後に発火し、一緒にかばんに入れていた水筒などを焦がした。

  ・ワイヤレスイヤホンを使っていたら爆発し、首をやけどして衣服が少し焦げた。

●スマートウォッチ
  ・ネット通販で購入したスマートウォッチが充電中に熱で溶けた。

  ・スマートウォッチを腕につけたまま寝ていたところ、深夜に突然発火して、腕にやけどをし、シーツが焦げた。

●携帯用扇風機
  ・パソコンのUSBポートに接続し使用していた携帯用扇風機が突然火柱を上げ発火した。
  ・かばんに充電済みの携帯用扇風機を入れていたところ、かばんから煙が出てきて異臭があった。慌てて取り出したところ発火した。

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リチウムイオン電池使用製品を使用する際の注意ポイント

製品の取扱いを誤ると、リチウムイオン電池の破損等により発熱・発火といった事故につながる危険性があります。

製品の使用に当たっては、発熱・発火等事故が発生する危険性を常に意識するとともに、以下のような点に注意しましょう。

 1.強い衝撃や圧力を加えないようにしましょう。

 2.高温になる場所では使用・保管しないようにしましょう。

 3.充電は、安全な場所で、なるべく起きている時に行いましょう。

 4.異常を感じたら使用を中止しましょう。

 5.発火した時はまず安全を確保し、できれば大量の水で消火しましょう。

 6.製品情報、リコール情報を確認しましょう。

 7.公共交通機関では、持ち込みルールを守りましょう。

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リチウムイオン電池使用製品を廃棄する際の注意ポイント

 近年、ごみ処理施設やごみ収集車において、製品に含まれるリチウムイオン電池が押しつぶされたことなどに起因する火災事故等が頻繁に発生しています。 

 日常生活に身に着ける、持ち歩くワイヤレスイヤホンや携帯用扇風機のような小型の製品であっても大きな火災に発展するため、廃棄する際は、安易に他のごみに混ぜて捨てるようなことはせず、以下のような点に注意しましょう。

 1.リチウムイオン電池が使用されているかを確認しましょう。

 2.リサイクル可能なものは、リサイクルしましょう。

 3.廃棄方法を確認して、廃棄しましょう。

 4.廃棄する前にはなるべく電池を使い切りましょう。 

 

※糸満市のごみの出し方については、市民健康部のページをご確認下さい。

  https://www.city.itoman.lg.jp/soshiki/11/1648.html