~これからやってくる”梅雨”への備え~
梅雨の時期は、集中豪雨や長雨により、水害や土砂災害の危険性が高くなります。
長雨や大雨の時には、気象情報に耳を傾け、危険と感じた場合は早めに避難しましょう。また、家の周りの水路を清掃し、水を溜めないようにしましょう。
災害発生の恐れがある場合や、避難が必要な場合は、防災行政無線等を活用してお知らせします。
1.大雨について
近年、各地で異常気象が相次いでおり、その中でもゲリラ豪雨や線状降水帯等、降雨による災害が多く発生しております。集中豪雨が発生すると、地面に大量の雨水が溜まるため、道路の冠水や床上浸水など被害が深刻化することもあります。
沖縄県内においても、毎年梅雨時期になると水害による被害が多く報じられます。
大雨により冠水した市内道路↓
2.土砂災害について
長時間の降雨やゲリラ豪雨等が発生すると、急傾斜地などにおいては土砂災害等、人命に関わる事態になることもあります。平常時と比べて梅雨時期には、警報級の大雨になることが多くなります。
ゲリラ豪雨や線状降水帯等が発生すると、急に雨が強くなり避難が遅れることで土砂災害に巻き込まれるケースもありますので、”事前の備え”が自分や家族の命を守ることに繋がります。
~大雨災害から身を守るために~
災害発生時、”公助”には限界があります。
災害から身を守るためには、”自助”と”共助”の意識が重要です。
”自助”…「自らの安全は自ら守る」
”共助”…「自分の地域は自分たちで守る」
1.気象情報に注意
まず一つ目に、大雨に対する備えとしては、【情報収集】が基本となります。
沖縄気象台やラジオ、糸満市ホームページ、防災アナウンス等から情報収集を行いましょう。
※災害時は”デマ情報”も拡散されることがあるため、情報の提供元を必ず確認し正しい情報に従ってください。
2.避難について
降雨の状況によっては、大雨警報や洪水警報、土砂災害警戒情報を発令することがあります。災害が発生してしまうと、避難ができなくなる恐れがあるため、避難に時間のかかるご年配の方や体の不自由な方は早めに避難行動をとるようお願いします。
また普段から、地域の防災マップを確認し、災害発生危険区域の確認や避難経路を決めておくと安心です。
(参考)令和3年5月20日に発表された「新たな避難情報に関するポスター」↓
最後に
毎年のように全国各地で大雨による災害が発生し、報道されています。
他人事ではなく自分事として考え、災害に備える必要があります。
これからやってくる”梅雨”の時期に備えて、今のうちからできる対策を講じていきましょう。