本文
毎年9月1日は「防災の日」です。これは、1923年9月1日に発生した「関東大震災」を教訓とし、災害に対する認識を深め、備えを充実強化することを目的に制定されました。
大規模な地震や風水害は、いつ私たちの身に起こるか分かりません。この「防災の日」を機に、ご家庭や地域の防災体制をいま一度見直してみませんか。
大地震が起きると、家の中にいても安心できません。阪神・淡路大震災では、亡くなられた方の約8割が、倒れてきた家具の下敷きによる圧死や、家屋の倒壊による窒息でした。また、地震は一瞬で電気・ガス・水道などのライフラインをすべてストップさせます。普段の生活が当たり前に送れなくなり、長期間にわたって不自由な生活を強いられることが大きな脅威です。
「津波=大きな海水浴の波」と考えていませんか? 津波は、私たちの想像を超える恐ろしい性質を持っています。津波は波というよりも「ものすごい勢いで押し寄せる海水の壁」であり、陸上を人や車を巻き込みながら猛スピードで駆け上がります。50センチメートルを超えると車や重機ごと流されるほど、すさまじい威力があります。
こうした地震や津波の怖さを知った今、私たちにできることは「事前の備え」です。
私たちは、毎年のように強力な台風の襲来を経験しています。「いつものことだから大丈夫」と、つい危機感が薄れてしまっていませんか? 暴風による建物の損壊や飛来物による危険だけでなく、記録的な大雨による道路の冠水や河川の氾濫、高潮による浸水被害など、命に関わる深刻なリスクが常に隣り合わせにあります。
風水害は、地震や津波と違って、「事前に情報を入手できる」という大きな特徴があります。早めの対策をとることで被害を最小限に抑えることができます。沖縄気象台から警報が発表された際は、糸満市からの避難情報や以下の警戒レベルを確認しましょう。
すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。むやみに移動せず今いる場所よりも安全な場所へ移動して身の安全を確保しましょう。
[!] 車運転の注意点
車はわずか30cm程度の浸水でも走行不能になる場合があり、エンジン停止や水圧で窓やドアが開かなくなります。徒歩またはは早めの避難を心がけ、やむを得ず車を使う場合は冠水した道路を避けてください。
レベル5大雨警報が発表されたときにとるべき行動・車_運転の注意 [PDFファイル/354KB]
まずはご自身の住んでいる場所にどんな危険性があるか確認しましょう。ハザードマップを確認して、自宅の場所を探し、周辺が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に含まれていないかチェックしてください。また、家族と一緒に周辺を歩いてみる「街歩き」を行い、避難ルート上に危険な場所がないか実際に確認してみましょう。
災害の危険が迫ったときや自宅が被災したときに、どこへ逃げればよいかあらかじめ知っておくことが命を守ります。避難所には主に以下の2種類があります。
お近くの指定避難所の場所と、そこまでの安全な経路を日頃から必ず確認しておきましょう。
台風が直撃すると、長時間の停電や断水が発生し、物流がストップしてスーパーやコンビニの棚から品物がなくなることがあります。ライフラインや支援物資が復旧するまでの間(最低3日分、できれば1週間分)を自力で乗り切るためのグッズを準備しておきましょう。
内閣府発行のやさしい日本語と多言語QRコード対応ポスターです。
外国人のためのパンフレット1 [PDFファイル/1.08MB]
外国人のためのパンフレット2 [PDFファイル/1.11MB]
防災の日は、遠い日の出来事を思い出すための特別な日ではありません。「日々の備えを確認するきっかけ」です。
今日からできる小さな備えが、いざという時のあなたと家族を守ります。ぜひこの機会にご家族で防災について話し合ってみてください。